UNIDO本部の統計チームは2014年第2四半期の指標に基づく世界工業生産の成長率予想に関する報告書を発表しました。また報告書は2014年のMVA（製造業付加価値額）の年間成長率予想にもふれています。

主な内容

· 2014年の世界の製造業付加価値額(MVA)の成長率は3.7％だった。これは2013年よりも高いものの、これまでの予想よりは低い値である。

· 2014年第2四半期の世界の製造業生産増加額合計の成長率は3.3％に低下した。第1四半期の修正予想値は4.8％であった。

· 2014年第2四半期の工業国における製造業生産額の成長率は1.5％に低下した。第1四半期には2.5％であった。

· 2014年第2四半期の開発途上国および新興国における製造業生産額の成長率は6.5％に低下した。第1四半期には8.6％であった。

· 産業別では、アパレル、非金属鉱物、家庭用電化製品、機械設備が低調であった。

 

世界工業生産報告書2014年第2四半期(pdf)（報告書は英文のみです）