UNIDO東京事務所は、2015年12月14日(月)~18日(金)、途上国4ヵ国から招聘した投資担当官に対し「COMFAR(コンファー)」基礎研修を実施しました。
COMFAR(コンファー)とは
COMFARはUNIDO本部が開発した投資案件の財政分析・事業化可能性評価ツールです。
これまで30年余にわたり、世界160ヵ国で使用されてきた実績があり、最新版であるCOMFAR IIIは19言語に対応しています。
研修の目的/対象者
途上国における投資促進に「COMFAR(コンファー)」を活用していただき、また、投資案件の財務分析方法や根底にある考え方を学んでもらうことを目的として、UNIDO東京事務所がデレゲートプログラムを通じて招聘した過去の投資促進官の中から、4ヵ国各1名(ザンビア、セネガル、バングラデシュ、ラオス)を今回の研修受講者として再度招聘しました。この研修は全5日間の集中プログラムで、UNIDO本部が認定した特別講師により、4日間の座学を通じて、「COMFAR」の習熟に加えて、投資案件を分析する際に必要は視点などをディスカッション形式で学びました。また、うち1日は東京近郊の工場を訪問し、具体的な事例を通して投資案件の評価分析を行いました。
研修受講者
ザンビア
ザンビア開発庁 事務局長補佐官
フランシス・チコンデ氏
デレゲートプログラム招聘実績
・2014年10月
セネガル
投資促進・大規模公共工事公社 課長
アダマ・ンディアイ・ゲイ氏
デレゲートプログラム招聘実績
・2013年3月
バングラデシュ
ハイソン・インターナショナル社CEO
ジャラルル・ハイ氏
デレゲートプログラム招聘実績
・2015年7月
・2011年3月
・2010年5月 他
ラオス
サワン・セノ経済特区庁 部長
パノンコーン・ダララッサミー氏
デレゲートプログラム招聘実績
・2015年4月
・2014年8月