2018年1月18日(木)、「UNIDO案件セミナー~リベリアでのSDGs達成に向けて~」が東京にて開催されました。
UNIDOウィーン本部より担当官が来日した機会に、UNIDOが技術協力プロジェクトの中で推進する官民連携の在り方についてご説明すると共に、具体的な事例として日本政府の予算で実施するリベリア案件について紹介しました。アグリビジネス開発部の高橋工業開発官からリベリアの概況について発表が行われ、東京に拠点を置く鈴木官民連携専門家からはUNIDOが行う官民連携の事例が紹介されました。後半のQ&Aセッションでは、リベリア案件を現地で監督するTechnical Project AdvisorのMr. Eduardo Moreiraとスカイプで繋ぎ、参加者の質問に直接お答えする機会を設けました。セミナー後は、名刺交換会や事前に申込みされた参加者の個別相談が行われました。
リベリアは日本において馴染みの薄い西アフリカ諸国ですが、今回のセミナーがリベリアを知る非常に良い機会になったとの声が聞かれました。また参加した企業関係者からは、UNIDOのような国際機関とどのように連携できる可能性があるのか具体的な話を聞くことができたとのコメントもありました。UNIDOが途上国各地で実施する技術協力プロジェクトの詳細を紹介する機会は限られているのが現状ですが、今回のように担当者の来日機会を捉えて日本向けに情報発信する機会を増やしていきたいと考えています。
プロジェクトの紹介ビデオ動画は、こちら(日本語字幕あり)
概要
日 時: 2018年1月18日(木)14:00~16:00
会 場: 国連大学本部 5階会議室(東京都渋谷区神宮前5丁目53-70)
主 催: 国連工業開発機関(UNIDO)
言 語: 日本語