2018年10月29日、上智大学の国連Weeksのイベントとして「2018国際シンポジウム」を開催しました。
UNIDOでは、上智大学、グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン、国際労働機関(ILO)、国際協力機構(JICA)と共催で、SDGsの目標8と目標9をハイライトしたシンポジウムを開催しました。特に、この2つのゴールについては民間企業による貢献が大きく期待されており、SDGsという国際公益と民間企業の利益追求とが両立し得るものなのかといった点などについて、登壇者より様々な発表がなされました。
当日は、上智大学の学生にとどまらず中高生から企業関係者も含め、150名近い参加者がシンポジウムに参加しました。
【シンポジウム概要】
日 時: 2018年10月29日(月)13:30~17:45
会 場: 上智大学四谷キャンパス2号館 17階国際会議場
共 催: 上智大学、グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン、
国連工業開発機関(UNIDO)、国際労働機関(ILO)、国際協力機構(JICA)
協 力: EYジャパン気候変動・サスティナビリティサービス
言 語: 日本語・英語(同時通訳つき)
参加費: 無料
【プログラム(敬称略)】
~~ SDG8とSDG9の達成に知っておくべき背景と事実:企業の戦略は? ~~
・総合司会 村上 秀樹 UNIDO東京投資・技術移転促進事務所 次長
・開会挨拶 杉村 美紀 上智大学グローバル化推進担当副学長
・趣旨説明 浦元 義照 上智大学グローバル教育センター特任教授
・基調報告1「Future of Work and Skills」
坂本 明子 ILOアジア太平洋地域局 技能・就業能力専門家
・基調報告2「SDG8とSDG9を達成するUNIDOの『包括的な産業開発戦略』」
安永 裕幸 UNIDO東京投資・技術移転促進事務所 所長
・パネルディスカッション1「仕事の未来と技能:AIと技術の革新の影響と対策:企業の戦略は?」
<パネリスト>
坂本 明子 ILOアジア太平洋地域局 技能・就業能力専門家
Jeong-Yoon Cho President of Korea Association of Skills and Qualifications
山崎 憲 労働政策研究・研修機構 調査部主任調査員
休坂 健志 株式会社オプティム 執行役員
<ファシリテーター>
名越 正貴 EY Japan気候変動・サスティナビリティサービス マネージャー
・パネルディスカッション2「SDG8とSDG9に向けた企業の取り組み」
<報告>「Reporting on where we stand on SDGs in particular SDG 8 and 9」
大崎 敬子 東京外国語大学非常勤講師、元国連本部経済社会局統計部副部長
<発表>「SDGsビジネスモデル」
田瀬 和夫 SDGパートナーズ代表取締役CEO
<パネリスト>
大崎 敬子 東京外国語大学非常勤講師、元国連本部経済社会局統計部副部長
田口 晶子 国際労働機関(ILO)駐日代表
伊藤 準矢 株式会社小松製作所CSR室
Ferda Gelegen UNIDO東京投資・技術移転促進事務所 次長
舟橋 學 国際協力機構(JICA)国際協力専門員(民間セクター開発)
田瀬 和夫 SDGパートナーズ代表取締役CEO
<ファシリテーター>
鈴木 政史 上智大学地球環境学研究科教授
・閉会挨拶 野村 彰男 グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン理事