UNIDO東京事務所は、7月9日(木)に、駐日チュニジア共和国大使館、チュニジア外国投資振興庁(FIPA)と共に「チュニジアビジネスセミナー」と題したオンラインセミナーを開催しました。
安永UNIDO東京事務所長の開会挨拶につづき、駐日チュニジア共和国 モハメッド・エルーミ大使が同国内のCOVID-19感染対策について言及し、6月27日付でチュニジア国境が再開され、日本からの渡航者は入国に際し特別な措置を要さないグリーンカテゴリーに分類されていると述べました(※7月9日時点)。また、2022年に開催予定のTICAD8に向けて、欧州・アフリカ市場へのゲートウェイとしてのチュニジアの優位性について触れ、日本企業によるさらなるビジネス展開に期待を寄せました。
現地から登壇したチュニジア外国投資振興庁(FIPA)ガンミ長官からは、直近の状況下でのFIPAによる外国投資家への対応や、コロナ渦で生まれたイノベーション事例に加え、最新の現地ビジネス環境と参入機会について、自動車、ICT、アグリビジネス、再生可能エネルギー分野を中心に紹介されました。
パネルディスカッション及び質疑応答では弊所安永所長、FIPAガンミ長官、エルーミ駐日大使に加え、JBICより玉木 電力・新エネルギー第二部 部長が登壇し、参加者の皆様からのご質問などに答えていく形式で活発な議論がやりとりされました。
※7月23日に改訂されました。日本はオレンジ(感染危険度中)に分類され、渡航時のPCR検査陰性証明書の提示や、入国後の隔離措置が求められることとなります。最新の入国措置に関する詳細は外務省ホームページ(https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html)をご確認ください。
※登壇者の発表資料は、以下、登壇者名をクリックするとダウンロードできます。パネルディスカッションの資料はございません。
概要
日 時: 2020年7月9日(木)16:30~17:55(日本時間)
場 所: オンライン(ウェブ会議ツールのZoomを使用)
主 催: UNIDO東京事務所、駐日チュニジア共和国大使館
チュニジア外国投資振興庁(FIPA)
参加費: 無料
司 会: 重松美奈子(UNIDO東京事務所 コンサルタント)
プログラム
16:30 開会挨拶
UNIDO東京事務所 所長 安永 裕幸
16:35 “Latest update under Covid-19 and the opportunities of bilateral cooperation between Tunisia and Japan“
駐日チュニジア共和国 特命全権大使 モハメッド・エルーミ
16:50 ”Invest in resilience-Invest in Tunisia”
チュニジア外国投資振興庁(FIPA)長官 アブデルバセット・ガンミ
17:10 パネルディスカッション
モデレーター:フェルダ・ゲレゲン(UNIDO東京事務所 次長)
パネリスト:
モハメッド・エルーミ(駐日チュニジア共和国 特命全権大使)
アブデルバセット・ガンミ(チュニジア外国投資振興庁(FIPA)長官)
玉木直季(国際協力銀行 インフラ・環境ファイナンス部門
電力・新エネルギー第二部 部長)
安永裕幸(UNIDO東京事務所 所長)
17:55 閉会
お問い合わせ
UNIDO東京事務所(担当:重松、小野崎)
E-mail: [email protected]
※在宅勤務のため、お問い合わせはメールでお願い致します。