UNIDO東京事務所は、7月28日(火)に、アフリカ開発協会(AFRECO)主催の「開発金融機関(DFIs)をパートナーにアフリカ の開発を考える~南部アフリカ開発銀行協会(SADC-DFRC)を中心に~ (第1回 アフリカの開発金融機関(DFIs)とどのように連携すべきなのか)」と題したオンラインセミナーを後援しました。
今夏、アフリカ開発協会(AFRECO)はCOVID-19の感染拡大の中、DFIsとの連携を推進し、情報・知識・経験を共有することを目的に、SADC-DFRCとMOUを締結しました。
これを受けAFRECOは、理事である福永哲也氏のDFIsとのネットワークを活かし、アフリカの現場の声を反映した、そして日本企業の声が直接現場に届くようなプラットフォームを作り、個別のDFIより講師を招き、月1回を目途にオンラインセミナーを開催します。
先日開催された第1回目のセミナーにおいては、、AFRECO理事である福永哲也氏が、これら諸国におけるDFIsの役割と日系企業との連携のあり方を中心に講演を行いました。福永氏は、TICADアドバイザー(JICA長期派遣専門家)として南部アフリカ開発銀行に5年間、JICA専門家(開発金融)として南部アフリカ開発銀行協会に4年間在席し、今年帰国しました。
今回のセミナーにおいて福永氏は、SDGsにおける開発金融機関の役割の重要性について触れ、現在のコロナ禍においては、保健・経済政策のための国内資金動員の観点からさらにその重要性が増してきたとしました。さらに、日本企業が開発金融機関を活用することにより、信用の醸成やバンカビリティの確保、為替リスクの吸収などのメリットがあると説明しました。
詳しい講演資料や質疑応答資料はこちら。
概要
日 時: 2020年7月28日(火) 16:00~17:00(日本時間)
場 所: ライブ配信
主 催: 一般社団法人アフリカ開発協会(AFRECO)
後 援: UNIDO東京事務所
参加費: 無料
言 語: 日本語
第一回講演者:福永哲也氏
<第二回、第三回予告>
詳細は追ってお知らせしますが、現時点では、以下のセミナー内容で、南アフリカ及びケニアのDFIsからの講師の登壇を予定しております。
<セミナー内容>
- 当該DFIについて。
- 当該DFIが近年実際に手掛けた案件、事業について。
- 当該DFIがある国の新型コロナウイルスに関する政策や組織について。
- 当該DFIが新型コロナウイルスの脅威の下でも、実施を考えている案件、事業について。また、日本側とはどのようにパートナーシップを組み、案件、事業を進めていきたいと考えているかについて。
- 当該DFIが新型コロナウイルス感染収束後に、実施を考えている案件、事業について。また、日本側とはどのようにパートナーシップを組み、案件、事業を進めていきたいと考えているかについて。
お問い合わせ
一般社団法人アフリカ開発協会 事務局
Tel: 03-3511-8911
E-mail: [email protected]