SDGs × UNIDO
◾️持続可能な開発目標(SDGs)とは
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)は、貧困に終止符を打ち、地球を保護し、あらゆる場所の、あらゆる人々の生活と見通しを向上するための行動への普遍的な呼びかけです。17の目標は、目標を達成するための15年間の計画を掲げた「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の一環として、2015年にすべての国連加盟国によって採択されました。
◾️SDGsと国連工業開発機関(UNIDO)
UNIDOは、「包摂的かつ持続可能な産業開発(ISID)」(英語)の達成において加盟国を支援するという使命を果たしながら、SDGsの達成に貢献できるよう全力で取り組んでいます。
「持続可能な開発のための2030アジェンダ」へのUNIDOの貢献は、目標9「強靭(レジリエント)なインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、イノベーションの拡大を図る」において最も目に見える形で表れています。一方、他の全ての開発分野における工業化の多様な効果は、SDGsの全目標の達成に向けたUNIDOの貢献度をさらに高めます。
UNIDOは、目標9への貢献を通じて直接、あるいは他のSDGsの目標に対するプログラムやテーマへの関わりを通じて間接的に、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の達成を支援しています。
>>詳しくはこちら(英語)
◾️SDGsとUNIDO東京投資・技術移転促進事務所
UNIDO東京投資・技術移転促進事務所(以下、UNIDO東京事務所)は、開発途上国・新興国の包摂的かつ持続可能な経済発展を支援するために、日本からの直接投資や技術移転の促進に取り組んでいます。
UNIDO東京事務所は、日々、中小企業を含む国内外のさまざまな民間企業と連携しています。
>>詳しくはこちら
これらの活動を通じて、UNIDOは17の持続可能な開発目標の達成に向けて取り組んでいます。
SDGsの達成に向け、UNIDO東京事務所の以下の活動への参加、支援の活用を希望する民間企業、研究所、その他団体などのパートナーを募集しています。
・投資促進官の招聘(デレゲート・プログラム)
・技術移転:サステナブル技術普及プラットフォーム「STePP」
・セミナー・イベント
・キャパシティ・ビルディング
・海外活動支援:アフリカアドバイザー事業
◾️日本や民間企業とのパートナーシップ事例など
UNIDOと日本の協力 UNIDOと日本は協力して環境、人間の安全保障、貿易、技術促進に取り組んでいます。 |
パートナーシップ事例集 日本企業とUNIDO- 2019 日本企業とUNIDOの取り組みを紹介しています。 |
アフリカビジネス促進 プログラムリーフレット アフリカにおける日本企業との事例を紹介しています。*8ページ〜15ページ |
サステナブル技術普及プラット フォーム「STePP」 日本企業の優れた技術を開発途上国・新興国に広く紹介しています。 |
ビデオライブラリー |
新型コロナウィルス |
◾️関連資料
◾️トピックス
「日刊工業新聞」のSDGs面にUNIDO東京事務所 安永所長、国連広報センター 根本所長の連載寄稿がはじまりました
2020年2月25日より「日刊工業新聞」のSDGs面「未来を変える」に、UNIDO東京事務所の安永所長、国連広報センター 根本所長を含む複数の有識者等による連載寄稿がはじまりました。
>>寄稿はこちら
サステナブル技術展示会を開催しました
2020年12月9日~ 10日、日本企業が保有する優れたサステナブル技術の紹介を目的としたオンライン展示会を開催しました。展示会には、UNIDO東京事務所が運営する「STePP」に登録された技術を保有する日本企業23社が出展し、エネルギー、環境、アグリビジネス、保健衛生の分野で、開発途上国・新興国への移転が期待される独自技術を紹介しました。
SDGs & サステナブル技術セミナー
2020年12月8日、SDGsとサステナブル技術をテーマとしたセミナーをオンラインにて開催しました。
セミナー:グローバルな結束はSDGsの修復と達成の鍵 ※録画映像視聴可
ウィーン 2020年10月22日– 新型コロナウイルス感染症の蔓延により、持続可能な開発目標(SDGs)の進展が一時停滞しています。UNIDOはオンラインセミナーを共催し、新型コロナウイルス蔓延がSDGs(特に SDG 9)および2030アジェンダにどのような影響を与えているのか議論を交わしました。
日本とUNIDOの連携 ~SDGs・2030アジェンダ達成に向けて~
ウィーン 2020年3月12日: UNIDOと日本政府は、SDGsと「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の達成に向けて協力を拡大します。リー・ヨンUNIDO事務局長と引原毅在ウィーン国際機関日本政府代表部大使は、人間の安全保障、国家機関の強化、産業のバリューチェーン構築、気候・環境の保護に関する新たな取組を発表しました。
UNIDOセミナー Japan-UNIDO Multi-stakeholder Cooperation Dialogue “海洋プラスチック問題解決に向けた連携“
東京 2019年10月7日:「G20海洋プラスチックごみ対策実施枠組」に基づく海洋プラスチックごみのフォローアップ会合が開催されることを見据え、海洋プラスチックをテーマとしたセミナーを開催しました。アフリカのプラスチック問題に焦点をあて、UNIDO・日本政府機関・アフリカ環境省・日本の民間セクター・日本の研究機関からのさまざまな関係者を招き、海洋プラスチック問題の現状や解決に向けての期待・課題等について、それぞれの立場からの発表・パネルディスカッションが行われました。