来たる7月25日(木)、UNIDO東京事務所は、在ザンビア日本国大使館、駐日ザンビア共和国大使館と共催で、「ザンビア投資セミナー」をオンラインで開催します。本ウェビナーは、日・ザンビア外交関係樹立60周年を記念する事業であり、TICAD9パートナー事業として開催します。
ザンビア共和国は、アフリカ南部の内陸国で、タンザニア、マラウイ、ボツワナ、アンゴラ、ジンバブエ、ナミビア、モザンビーク、コンゴ民主共和国の8つの国と国境を接しています。面積は、日本の約2倍ですが、人口は約2,570万人(2023年 世界銀行)で、その一割ほどが首都ルサカに住んでいます。首都ルサカ(標高約1,200m)は、年間を通してしのぎやすい気候で、治安はアフリカの中でも比較的良いとされています。
ザンビアは銅やコバルトなどの鉱物資源に恵まれていますが、鉱業に依存した経済からの脱却を目指し、経済の多様化を掲げた開発政策を長年採ってきました。近年は、周辺国や自国の経済成長によって国内外の非鉱物製品の需要が拡大し、その貿易量が増加するなど、経済の多様化の兆候が見え始めています。
セミナーでは、最新の産業政策・戦略につきムレンガ商業・貿易・産業大臣にお話いただき、ザンビア開発庁長官に、最新の投資環境と投資機会をご紹介いただきます。
また、日本企業の投資例として、ザンビアで鉱山機械および建設機械の販売・サービス、部品再生事業を展開する日立建機ザンビアにご登壇いただきます。その日立建機ザンビアとパートナーを組み、ザンビアで鉱山・建設機械の操作員(オペレーター)の教育カリキュラムの構築や教材作成における技術的支援、教育機器の提供、教員育成を行うUNIDOのプロジェクトもご紹介します。
さらには、三井物産より、アフリカの農業関連会社ETGグループ(2018年に三井物産が一部株式を取得)とともにザンビアで取り組む小規模零細農家とデジタル技術を掛け合わせた新事業を始め、ザンビアの優位性等についてお話いただきます。
皆様のご参加をお待ちしております。
セミナー概要
日 付: 2024年7月25日(木)
時 間: 16:00-17:30 (日本時間)/9:00 – 10:30(ザンビア時間)
形 式: オンライン(Zoom ウェビナー)
主 催: UNIDO東京事務所、在ザンビア日本国大使館、駐日ザンビア共和国大使館
後 援: JICAザンビア事務所
言 語: 日本語・英語(同時通訳)
プログラム
【プログラム】
16:00 開会挨拶
駐日ザンビア共和国大使館
特命全権大使 トバイアス・ムリンビカ 大使
在ザンビア日本国大使館
特命全権大使 竹内 一之 大使
16:10 基調講演「ザンビアの産業戦略」
ザンビア共和国 商業・貿易・産業省 チポカ・ムレンガ 大臣
16:20 「ザンビアへの投資」
ザンビア開発庁 長官 Mr. Albert Halwampa
16:40 「日本企業のザンビア投資」
日立建機ザンビア 取締役社長 齋藤 伸彦 氏
16:55 「日本企業のザンビア新規ビジネス:ETG及び”farmers 360゜link”のご紹介」
三井物産株式会社/ETG 新規事業開発
シニアジェネラルマネージャー 小林 希 氏
17:10 ザンビアにおけるUNIDOの日本企業との連携事例「官民開発パートナーシップ(PPDPs)」
UNIDO 産業人材・起業家育成、公正な生産活動促進部
工業開発エキスパート 松本 千枝 氏
17:15 質疑応答
ザンビア共和国ビジネス・スタディツアー募集概要(JICAザンビア事務所)
17:25 閉会挨拶
国連工業開発機関 東京投資・技術移転促進事務所(UNIDO東京事務所)
所長 足立 文緒
17:30 終了
【お申し込み】
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お問い合わせ先
UNIDO東京事務所 今津、堀口
Emai: [email protected]