TICAD7:アフリカのエネルギー改革にむけたUNIDOと日本の協力関係強化
2019.09.04
2019年8月29日、横浜で開催された第7回アフリカ開発会議(TICAD7)にて、UNIDOは経済産業省と共に、アフリカでのイノベーションの促進に向けたサイドイベントを開催しました。イベントには公的機関や民間セクター、国際機関や学術界の代表者が参加し、再生可能エネルギーの小規模発電網システムや地熱発電を利用した水素の製造、技術移転における日本の役割について議論されました。
サイドイベントの中で、UNIDOとルワンダICTイノベーション省は、ルワンダでの小規模発電網開発を通してパートナーシップをより強化していくことに合意しました。これは、UNIDOが実施するエネルギー分野で実施する「低炭素・低排出クリーンエネルギー技術移転プログラム(LCETプログラム)」や「グローバル・クリーン技術改革計画」、「民間資金調達支援ネットワークプログラム」等の取組みにも貢献するものです。このパートナーシップは、アフリカのイノベーションの具体的事例の一つであり、民間投資を推進し中小企業・スタートアップ企業・起業家を後押しすることになります。