UNIDO東京事務所は、2018年7月6日(金)、三菱ふそうトラック・バス株式会社 川崎製作所への視察プログラムを開催しました。
4回目を迎えた本プログラムは、川崎市及びダイムラーグループ(メルセデス・ベンツ日本株式会社、ダイムラー・ファイナンシャルサービス日本株式会社、三菱ふそうトラック・バス株式会社)の協力の下、途上国の在京大使館員を対象としたキャパシティ・ビルディング(能力開発)の一環として実施したものです。25ヶ国から大使4名を含む計31名が参加しました。
一行を乗せたバスは緑豊かな住宅街を抜け、三菱ふそうトラック・バス株式会社 川崎製作所に到着。環境に配慮した産業政策を進める川崎市に位置する同製作所では、日本国内および輸出市場向けの小型・中型・大型トラックを製造しています。
川崎市、ダイムラーグループ各社からのプレゼンテーションに耳を傾けた後、一行は、ダイムラーグループ本国からも視察が訪れるという効率化が実現された、トラック製造ラインを視察。続いて、同社が世界一と誇る品質管理ラボへ。ダイナミックな組み立て風景から一転し、従業員同士の円滑なコミュニケーションを促すフリーアドレスオフィスでは、ビッグ・データを用いた最新の品質管理手法や、安全性を追求するための緻密な測定技術を見学しました。最後に、同社CEOを務めるハートムット・シック氏からの挨拶を受け、駐日ジンバブエ大使のタイタス・メリスワ・ジョナサン・アブーバスツ氏と安永裕幸 UNIDO東京事務所長が謝意を述べ、プログラムを締めくくりました。
参加大使館
アフガニスタン・イスラム共和国大使館、アンゴラ共和国、イラク共和国、イラン・イスラム共和国、インドネシア共和国、カメルーン共和国、グアテマラ共和国、ケニア共和国、コロンビア共和国、ザンビア共和国、ジブチ共和国、ジンバブエ共和国、スーダン共和国、セネガル共和国、チリ共和国、トルコ共和国、バーレーン王国、ベナン共和国、ボツワナ共和国、ボリビア多民族国、マラウイ共和国、マリ共和国、モルディブ共和国、レバノン共和国、ロシア連邦
概要
日 時 2018年7月6日(金)13:30~18:15
場 所 三菱ふそうトラック・バス株式会社 川崎製作所
共 催 UNIDO東京事務所、川崎市、ダイムラーインジャパン