UNIDO東京事務所のサステナブル技術普及プラットフォーム（STePP）に技術を登録しているテラル株式会社（本社：広島県福山市）の「直流駆動ポンプを活用したソーラーポンプシステム」が、第23回日本水大賞の経済産業大臣賞を受賞しました。

第23回日本水大賞　受賞者
http://www.japanriver.or.jp/taisyo/no23/jyusyou_itiran.htm

同社が開発した「直流駆動ポンプを活用したソーラーポンプシステム」は、電気・水道インフラが整っていない地域において、井戸水を自動的に汲み上げる事を可能にしました。本技術は、太陽光パネルで発電された直流電流を交流へ変換することなく使用でき、交流変換装置が不要であるため、コスト面等の優位性があります。

同社はセネガルの無電化地域において本技術の普及を始めており、現地での水汲み労働の低減を図るとともに、エネルギー問題の解決にも貢献しています。

本技術は2019年に、UNIDO東京事務所が運営するSTePP（サステナブル技術普及プラットフォーム）に登録されています。
http://www.unido.or.jp/en/technology_db/5736/