UNIDO本部の統計チームは2017年第3四半期の指標に基づく世界工業生産の成長に関する報告書を発表しました。

 

 

 

 

 

主な内容

• 世界の工業生産高は2017年第3四半期に昨年同期比4.5％増加しました。この大きな成長は2017年の前半の強さに基づくものです。先進工業国では3.1%、開発途上国と新興国では6.2％でした。
• 先進工業国全体の上昇傾向は全ての先進工業地域が強い原動力となっていると言えます。名目の工業生産は東アジアで4.5%、欧州で4.0%、北米で1.4％の成長でした。
• ラテンアメリカは製造業は好調な展開で2.5％成長でした。アジアは比較的高い6.6％、UNIDOの最新予想によれば、アフリカは6.4％の成長となっています。
• ミディアムハイテクとハイテクの製造業が繰り返し上位に位置しており、直近5年間で最高となる前年比6.0%の成長を記録しました。

 

世界工業生産報告書2017年第3四半期　（報告書は英文のみです）