世界工業生産報告書(2017年第4四半期)が発表されました
2018.03.26
UNIDO本部の統計チームは2017年第4四半期の指標に基づく世界工業生産の成長に関する報告書を発表しました。
主な内容
- 世界の工業生産高は2017年第4四半期に昨年同期比4.7%増加しました。この大きな成長は2017年の前半の強さに基づくものです。先進工業国では3.5%、開発途上国と新興国では6.1%でした。
- 先進工業国全体の上昇傾向は、全ての先進工業地域での力強い動きによるものです。名目の工業生産は欧州で4.9%、東アジアで3.2%、北米で2.9%の成長でした。
- ラテンアメリカは2016年の景気低迷から継続して回復しており、2.9%の成長率を見せました。アジアの開発途上国は比較的高い6.5%、またUNIDOの最新予想によれば、アフリカの製造業は昨年同期比2.9%の成長となっています。
- ミディアムハイテクとハイテクの製造業が継続して他産業を上回っており、2017年第4四半期は成長率を昨年同期比6.0%増加となっています。
世界工業生産報告書2017年第4四半期 (報告書は英文のみです)