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世界工業生産報告書(2018年第3四半期)が発表されました

世界工業生産報告書(2018年第3四半期)が発表されました

2018.12.17

UNIDO本部の統計チームは、2018年第3四半期の世界工業生産の成長に関する報告書を発表しました。

 

 

 

 

 

主な内容

  • 2018年第3四半期の世界の工業生産高は3.2%の成長となり、第2四半期に記録した3.4%よりも低い数値になりました。アメリカ、EU加盟国、中国などの先進工業国間での貿易・関税問題の緊張が高まる中、世界の工業成長率はこれで3四半期連続でのマイナス成長になりました。
  • 世界の半分以上の生産高を占めている先進工業国で大きな後退がみられました。地域別では、北米で工業生産高が3.4%成長し、それに対してヨーロッパと東アジアでは低い成長率となりました。
  • 開発途上国や新興国の第3四半期の成長率は比較的高かったものの、世界の工業成長率低下の影響は明らかでした。
  • ゴムやプラスチック製品、非金属鉱物や卑金属などのミッドテク産業は、他の産業に比べて健闘し、第3四半期は3.3の成長を記録しました。

世界工業生産報告書(2018年第3四半期)(報告書は英文のみです)