2015年12月8日(火)~11日(金)にUNIDO東京事務所は一般社団法人 日本能率協会と共催で、インド水ビジネス交流ミッションを実施し、参加企業と共にベンガルールとデリーを訪問しました。
実施背景
インドでは著しい経済発展を遂げる一方、公害、自然災害、資源の枯渇などの環境問題も顕著に見られます。水資源も環境問題の課題の一つで、水質の悪化、水害、水不足はインドでの目下の課題で、現インド政府も力を入れている分野です。一方、日本も同様に高度成長期に数々の公害・汚染問題を経験しました。また水害や水資源の問題は地球規模の課題でもあり、継続的に解決策・改善策を模索しています。そこで、日本が培った知識や技術の移転促進を支援しようと、UNIDO東京事務所と日本能率協会共催で水ビジネス交流ミッションを企画することになりました。
滞在中の主な活動
UNIDO東京事務所では、インド大都市のベンガルールとニューデリーでの水に関する課題とビジネス環境を現地の専門家から学ぶ機会、またワークショップやB2B面談からインドの官民両組織・団体・企業とのビジネスパートナーシップ構築の機会を提供できるプログラムを設定しました。下記より、各参加企業の技術紹介プレゼンテーションが確認できます。
参加者企業の技術紹介プレゼンテーション(英語のみ、企業名アルファベット順)
- 日本軽金属(株)/ Nippon Light Metal Co., Ltd.
- パナソニック株式会/ Panasonic Corporation
- 巴工業株式会社/ Tomoe Engineering Co., Ltd.
- 東レ株式会社/ Toray Industries, Inc.
- トーテツ株式会社/ TOTETSU MFG. CO., LTD.
プログラムの概要
日 時 : 2015年12月8日~11日
訪問都市: ベンガルール、デリー(インド)
主 催 : 国際連合工業開発機関 東京投資・技術移転促進事務所
(UNIDO東京事務所)
共 催 : 一般社団法人 日本能率協会
後 援 : 印日商工会議所(チェンナイ)
株式会社 インド・ビジネス・センター
国際連合工業開発機関 インド地域事務所
(※ 当初チェンナイ訪問も予定していましたが、大雨でチェンナイ市内が大規模な洪水に見舞われた為、やむを得ず急遽日程変更しました)