2017年4月11日 - 東京の国連大学本部ビルで、リー・ヨン事務局長の来日時に、UNIDOセミナー「Japan-UNIDO Multi-stakeholder Cooperation Dialogue “An effective partnership for shared prosperity”」を開催しました。
2015年より、UNIDOでは、日本のさまざまな関係機関との協力関係を推進・強化するため、定期的に官民協力対話の機会を設けてきました。今回、これまで行ってきた意見交換の成果を広く伝えるため、公開セミナーの形式で実施しました。
セミナーは、前半のセッション1「UNIDOと日本の協力」と題して、主にUNIDOウィーン本部や途上国各国にある現地事務所との連携で実施している活動について、後半のセッション2「UNIDOの投資・技術移転促進活動」の中では、主にUNIDO東京投資・技術移転促進事務所との連携で行っている活動について、UNIDO担当官や民間企業、政府関連機関や自治体、駐日大使館など、各方面の関係機関の代表者にお越しいただきました。各スピーカーより、UNIDOとの協力活動について具体的な事例を紹介いただき、今後の連携のあり方について議論・提言していただきました。
当日は、在京大使館の外交官や日本の民間企業・政府機関の関係者など120名を超える参加者が来場し、異なるアクターがどのようにUNIDOの活動に関わっているか互いを知ってもらう有意義なイベントとなりました。UNIDOでは、今後も引き続き、こうした対話を促進する取り組みを継続していきます。
開会挨拶
三宅 史人(在ウィーン国際機関日本政府代表部 公使参事官)
大東 道郎(経済産業省 貿易経済協力局 技術協力課 課長)
基調講演
リー・ヨン(UNIDO事務局長)
パネルセッション/イントロダクション
モデレーター: 国吉 浩(UNIDO事務次長)
セッションI:UNIDOと日本との協力
永澤 剛(UNIDO エネルギー部 気候変動ネットワークユニット 途上国技術移転担当課長)
弘津 研一(住友電気工業株式会社 パワーシステム研究開発センター長 兼 機器・システム部長)
エスティファノス・アフォワキ(駐日エリトリア国大使館 特命全権大使)
市橋 豊(野村興産株式会社 専務取締役)
青栁 祐治(北九州市 環境国際戦略部 参事)
青山 滋(トーハツ株式会社 取締役防災営業部長)
セッションII:UNIDOの投資・技術移転促進活動
フェルダ・ゲレゲン(UNIDO 東京投資・技術移転促進事務所 次長)
マイレン・リベロ(駐日キューバ共和国大使館 経済・通商担当参事官)
金澤 岳夫(株式会社前川製作所 大型プロジェクトセンター 参与)
三浦 淳(川崎市 副市長)
吉村 佐知子(日本貿易振興機構(ジェトロ)ビジネス展開支援部 総括審議役(途上国ビジネス開発担当))
小森 正勝(国際協力機構(JICA)アフリカ部 次長)
司会:村上 秀樹(UNIDO東京投資・技術移転促進事務所 次長)
セミナー概要
題 目: UNIDOセミナー Japan-UNIDO Multi-stakeholder Cooperation Dialogue
“An effective partnership for shared prosperity”
日 時: 2017年4月11日(火)14:30~17:30
会 場: 国連大学本部ビル5階 エリザベス・ローズ国際会議場
主 催: 国際連合工業開発機関(UNIDO)
後 援: 外務省、経済産業省、日本貿易振興機構(ジェトロ)、国際協力機構(JICA)
言 語: 日英同時通訳