リー・ヨン事務局長の来日時に、5月14日(木)国連大学本部にて、UNIDOセミナーを開催します。
UNIDO事務局長リー・ヨンが来日します
国連工業開発機関(UNIDO)は、リー・ヨン事務局長の来日機会を捉え、下記の要領で、「持続可能な産業開発と繁栄の共有」と題してUNIDOセミナーを開催します。
本セミナーでは、UNIDOが新たな使命である Inclusive and Sustainable Industrial Development(ISID:包摂的かつ持続可能な産業開発)をどのように実践しようとしているかについて、リー・ヨン事務局長による講演を行い、その上で、エチオピア、セネガル両国を対象とした具体的な産業開発プログラムを取り上げ、民間企業やさまざまな関係機関がどのようにこの産業開発に関わり得るのかについてご紹介します。
また、セミナーでは、東アフリカ共同体(EAC)における事業機会についても議論します。アフリカの地域経済共同体(RECs)の中で、EACは、域内関税の撤廃、対外共通関税の導入、人・モノ・労働・サービス・資本の自由な移動や事業設立の保障などの分野で共通市場化が開始され、域内統合が確実に進展しています。EACの主要企業の代表者で構成される東アフリカ・ビジネス・カウンシル(EABC)の民間企業代表者が、関税同盟と共通市場化により実際にビジネス環境がどのように変化し、今後どのような可能性があるのかという点について、実例や課題を交えながらパネル討論を行います。
多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
セミナー概要
題 目: UNIDOセミナー「持続可能な産業開発と繁栄の共有
~ポスト2015年開発アジェンダ時代の官民連携~」
日 時: 2015年5月14日(木)14:00~17:15
会 場: 国際連合大学本部3階 ウ・タント国際会議場
(東京都渋谷区神宮前5丁目53-70)
主 催: 国際連合工業開発機関(UNIDO)
後 援: 東アフリカ・ビジネス・カウンシル(EABC)、
外務省(MOFA)、経済産業省(METI)、国際協力銀行(JBIC)、
日本貿易振興機構(JETRO)、国際協力機構(JICA)、
日本経済連合会(経団連)、経済同友会、国連大学(UNU)
(※後援機関は現在調整中)
言 語: 日英同時通訳
参加費: 無料
申込先: 下記連絡先宛に、Eメールまたは電話にて、お申込み下さい。 (参加申込みは締め切りました)
連絡先: 国連工業開発機関(UNIDO)東京事務所
E-mail: [email protected]
TEL: 03-6433-5520
担当:村上、重松
プログラム
14:00 開会挨拶
外務省、経済産業省(調整中)
14:10 基調講演:「ポスト2015年開発アジェンダで求められるUNIDOの
新たな使命とその実践」
リー・ヨン(UNIDO事務局長)
14:55 セッション I:UNIDO「パイロット・カントリー・プログラム」
~エチオピアとセネガルの事例~
マルコス・タクレ・リケ(駐日エチオピア大使館 特命全権大使)
シェール・ニャング(駐日セネガル大使館 特命全権大使)
ティディアン・ボイ(UNIDO連携・成果モニタリング部 工業開発官)
16:00 セッション II:東アフリカ共同体(EAC)における事業機会
パネルディスカッション
古谷 毅(UNIDO東京投資・技術移転促進事務所 代表)
カケ・ダリワル(東アフリカビジネスカウンシル参加企業)
(タンザニア / 運輸、建材)
ルワブオゴ・ブシンゲ(東アフリカビジネスカウンシル参加企業)
(ムクワノグループ 製造業、農業、不動産、物流、パッケージ)
小池 純司(野村総合研究所グローバルインフラコンサルティング部
新興国市場インフラグループ
グループマネジャー/上級コンサルタント)
ティディアン・ボイ(UNIDO連携・成果モニタリング部 工業開発官)
17:10 閉会挨拶
西川 泰藏(UNIDO事務局次長)
17:15 終了
(敬称略)